信号機の設置されている横断歩道上の事故

歩行者と右左折自転車との事故の過失割合についてご説明します。

歩行者が赤信号で横断を開始した事故

事故状況

歩行者が赤信号で横断を開始した事故

赤信号で横断を開始した歩行者が、青信号で交差点に進入してきた右左折自転車に衝突された場合の過失割合です。

基本過失割合

歩行者が赤信号で横断を開始した事故

歩行者は、赤信号の場合には道路を横断してはいけません。
赤信号を無視した歩行者に当然責任があります。

しかし自転車もこのような歩行者がいる事を予測し、右左折時にはスピードを落とさなければなりません。そうすれば、歩行者を発見することが容易になり、衝突を避ける行動をとれるはずです。

そのため過失割合は原則として歩行者と自転車それぞれ、60%:40%となります。

本サイトご利用にあたってのご注意

本サイトでご案内するのは基本過失割合です。実際の事故では個々の事故状況を確認のうえ、過失割合を協議し決定します。
そのため、本サイトでご案内する基本過失割合と異なる結果となることもあります。