自動車の税金についてのよくある質問

環境性能によって税額が下がる 注目の『エコカー減税』とは

エコカーとは、国土交通省が定める排ガス、燃費基準をクリアした車の総称です。
エコカーには燃費がよい点でメリットがあるほか、国による利用推進により、税金においても大きな優位性があります。それが環境性能に優れた一定の車種に適用される『エコカー減税』です。

エコカー減税は環境性能に優れた自動車に対して、
税的優遇を受けられる措置

エコカー減税の優遇措置

  • 自動車取得税

    新車購入時 20%〜100%減税

  • 自動車重量税

    新車購入時および初回の継続車検時
    25%〜100%減税

  • 自動車税・
    軽自動車税

    新車登録後、初回の納税時
    25%〜75%減税(一部例外)

エコカー減税が適用される車の種類は、2つに分かれます。1つはガソリン自動車とハイブリッド自動車。もう1つは電気自動車・クリーンディーゼル車・天然ガス自動車・燃料電池自動車・プラグインハイブリッド自動車などの次世代自動車と呼ばれるものです。

自動車に関するほとんどの税金が安くなる

自動車にかかる税金は、主に自動車取得税、自動車重量税、自動車税・軽自動車税があります。エコカーの魅力は、このすべての税金面で有利ということです。平成29年現在のそれぞれの税に関する取扱いを見ていきましょう。

新車を購入した場合のエコカー減税の優遇措置

平成27年度燃費基準
自動車取得税 減税なし 20%減税
自動車重量税 減税なし 本則税率 25%減税
自動車税 減税なし

※ 従来のエコカー減税では、エコカー減税の対象車でないと税率がかかってしまいましたが、平成27年度税率改正により減税対象外となる車でも、基準を達成していれば、自動車重量税の適用期間中に新車新規登録を行った場合に限り、本則税率が適用されます。(平成29年度以降はハイブリッド自動車および軽自動車を除きます)

平成32年度燃費基準
自動車取得税 20%減税 40%減税 60%減税 非課税
自動車重量税 25%減税 50%減税 75%減税 100%減税(免税)
自動車税 減税なし 概ね50% 概ね75%
次世代自動車
自動車取得税 非課税
自動車重量税 100%減税(免税)
自動車税 概ね75%減税

ガソリン自動車とハイブリッド自動車については、「平成17年排ガス規制75%低減または平成30年排ガス規制50%低減」達成かつ、「平成27年度燃費基準」または「平成32年度燃費基準」を達成している場合に、エコカー減税が適用されます。

次世代自動車については、燃費基準の達成度合に関わらず、自動車取得税が非課税、自動車重量税が免税、自動車税が概ね75%減税となっています。

エコカー購入は税額を含めて検討

エコカーは購入時、高額なものもありますが、自動車取得税、自動車重量税、自動車税などの負担が極めて小さくなる車種もあることから、税金も含めて計算すると、思いのほか負担が少なくなることがあります。

車両の本体価格、燃費はもちろんのこと、かかる税金にも注目した車選びをすると、エコカーは重要な選択肢として浮上してくるのではないでしょうか。

減税の他に補助金が出る車がある

エコカー減税の他にCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進対策費補助金)という制度があります。エコカー減税は各種税金が安くなる制度ですが、CEV補助金は次世代自動車振興センターで審査・承認された環境性能に優れた新車を購入する場合に、国から補助金が出る制度です。対象となる自動車は、電気自動車・プラグインハイブリッド自動車・燃料電池自動車・クリーンディーゼル自動車です。CEV補助金は平成29年度も予算化されています。

※記載の情報は2017年4月時点の内容です

消費税増税と自動車取得税の2段階廃止とは?