高速道路走行の注意点〜スムーズな走り方や合流の仕方〜

2023年5月時点の内容です。

高速道路の本線に進入する際のコツや高速道路走行のポイントを紹介します。

高速道路のスムーズな走り方

高速道路の運転は苦手という方の多くは、一般道路とのスピード差からくる不安や恐怖心が原因といわれています。複雑な分岐や合流のある都市高速道路は別ですが、通常の都市間高速道路は整備されてとても走りやすくなっています。基本的なポイントを覚えて慣れてしまえば、むしろ一般道路よりも安全に走行できるはずです。

本線合流のポイント

初心者や高速道路が苦手と感じている方が最も不安を感じるのが、高速道路本線への合流でしょう。本線へうまく合流するポイントは十分に加速することにあります。

高速道路本線を走行しているクルマのスピードは80〜100km/h程度です。ここへ低い速度のままで合流しようとしてもうまく入ることはできません。合流路には加速するためのレーンがあり、ここでしっかりとアクセルを踏込めば、本線を走行するクルマと同じ速度域まで加速できるようになっています。

また、ときどき見られるのが前のクルマにぴったり連なって一緒に合流しようとするクルマです。基本的に合流は交互(1台おき)に、というのが一般的なドライバーの共通認識のようですので、これに逆らっては、うまく合流できないだけではなく非常に危険です。前にクルマがいる場合は、料金所の先で一度速度を落として車間距離をとっておき、加速レーンでしっかり加速できるようにしておきましょう。

加速レーンでは、加速しながらウインカーを出し、隣の本線上のクルマを確認します。一般道路での車線変更のように速度を調節して隣を走るクルマの後方に入るようにすれば、本線の流れを乱すことなく合流できます。隣の本線にクルマが来ていなければそのまま加速して合流してしまいましょう。

本線合流

※加速レーンは最後まで使ってしっかりと速度を上げましょう。ウインカーを出すことも忘れずに。

本線を走行する際のポイント

スピードが上がると人の視力は大きく下がるといわれています。また、高速道路ではすべての車両が高速で走っているので、相対的な速度感覚が鈍ってしまいます。本線に合流してしばらくは、感覚を慣らすために無理な運転を控え、高速運転になれたら今度は速度計を確認するなどして、一定速度を保つようにしましょう。

高速道路の走行車線を走る場合は、一定の速度を維持するようにします。しばらく走行していると自分の走りやすい速度がわかってきますので、そのペースを維持するようにしましょう。自分と同じようなペースで走行するクルマを見つけたら、その後ろをついていくといいでしょう。ただし、安全な車間距離は保つように注意する必要があります。なお、視線は前のクルマだけでなく、その前方500m程度まで確認するように心がけましょう。また、定期的にサイドミラーとルームミラーで隣の車線や後方の状況もチェックするようにすると、より安心できます。

むやみな車線変更や追越しを繰返すことは危険ですが、極端に遅いクルマの後ろを走り続けるのはイライラがたまってしまうので、できれば避けたいものです。追越しがうまくできない原因も、実は合流と同じく加速不足にあるといわれています。遅いクルマの後ろに接近しすぎてからでは、追越しのための十分な加速ができません。前のクルマが遅いなと感じたら、後方を確認してからウインカーを出し、車間距離を利用して十分に加速してから追越車線へ車線変更を行いましょう。追越しが終わり、一定距離前方に出たら速やかに走行車線に戻ります。走行車線に戻ることができるにもかかわらず、追越車線を走り続けることは違反行為となります。

高速道路では、ときに猛スピードで前のクルマをあおるような走行をするクルマも見かけることがあります。接触や衝突事故に巻込まれてしまっては楽しいドライブも台無しです。このようなルールを無視した危険なドライバーに遭遇してしまったときは決して相手にせず、落着いた運転を続けて相手の関心がそれるのを待つのが得策のようです。また逆に、自分のクルマが低速で追越車線を走り続けたり、意味のない車線変更を繰返したりするなどの迷惑運転になっていないかどうかも意識しておきたいものです。

車間距離に注意

※気がつかないうちに接近しすぎて車間距離が短くなっていることもあるので、注意を怠らないようにしましょう。

高速道路では慣れてくれば快適なドライブができるようになります。ただし、慢心は禁物です。