運転中に地震に遭遇した場合の対処法
2023年5月時点の内容です。
海や山など美しい自然に恵まれた日本は、同時に、地震、津波、台風、豪雨、火山噴火などさまざまな自然災害が発生しやすい国でもあります。
災害が発生したときはクルマの運転を控えるというのは常識ですが、不運にも運転中に災害に直面してしまうことも考えられます。万が一のときに慌てないように、災害時の対応を覚えておきたいものです。
運転中に大きな地震に遭遇した場合の対処法について紹介します。
地震発生時のクルマの動きと対応
クルマを運転していると、さまざまな震動を感じますが、タイヤとサスペンションの効果によってある程度の衝撃は吸収されるため、震度の小さな地震の場合はそのゆれに気がつかないこともあります。
しかし大地震の際は、タイヤがパンクしてしまったときのように車体が激しくゆれ、ハンドルをとられるような動きが発生します。このようにクルマの運転中にはっきりと地震だとわかる場合は、かなり大きな地震であると認識しましょう。大地震が発生したときのドライバーの対応については、教習所や免許更新の際の講習で必ず習っているはずです。
大きなゆれを感じたときは、慌ててハンドルから手をはなしたり、急ブレーキをかけたりすることは危険です。しっかりとハンドルを押さえ、徐々にスピードを落とすようにしてください。それからハザードランプを点灯させるなど周囲のクルマに注意をうながし、安全を確認してからゆっくりと減速して道路の左側へとクルマを移動させることを考えましょう。
※有事の際の対処法を覚えておけば、いざというときでも冷静に行動できます。
大地震発生時の措置
「交通の教則」では、クルマの運転中に大地震が発生したときは、次のような措置をとることと記載されています。
- 急ハンドル、急ブレーキを避けて、できるだけ安全な方法により道路の左側に停止させること。
- 停止後は、ラジオで地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動すること。
- 引続き車を運転するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意すること。
- クルマをおいて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動しておくこと。やむを得ず道路上において避難するときは、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止め、エンジンキーは付けたままとするか運転席などの車内の分かりやすい場所に置いておくこととし、窓を閉め、ドアはロックしないこと。
- 駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策実施の妨げとなるような場所には駐車しないこと。
ここで判断が難しいのは、しばらく停車して様子を見るか、クルマを離れて避難するかの見極めです。無理に運転を続けた場合、道路の陥没や崩落、高架の倒壊、火災などの二次災害に巻きこまれてしまう可能性もあります。
現在、放送局によって震度などの基準は異なりますが、ほとんどのラジオ放送局では大地震発生の際には通常番組を中断して緊急地震速報が放送されることになっています。ゆれがおさまるまでは車外には出ずに、ラジオをつけて地震情報や交通情報を確認し、その指示情報や周囲の状況に応じて行動しましょう。
※安全な場所にクルマを停車させて、ラジオで情報を収集しましょう。
車外へ避難する際の注意点
大規模地震災害に関する警戒宣言が発せられた場合、クルマによる避難は禁止されます。また、これは地震以外の災害の場合も含まれますが、大きな被害の出ていない区域でも、緊急車両以外の通行の禁止、制限が行われることがあります。
ここで道路上にクルマを残して避難するときの注意点をまとめておきましょう。
できるだけ道路の左側に寄せて駐車する。
通行禁止区域では、緊急車両の通行や防災応急対策の実施の妨げとなる車両は強制的に移動もしくは破損されることもあります。できるだけ道路をふさぐような位置には停めないようにしましょう。
エンジンを止めてサイドブレーキをかけ、窓はすべて閉める。
車両火災などの二次災害を防止するためにエンジンは必ず停止しておきましょう。また、窓をしっかり閉めることで車内への引火予防と盗難対策とします。
エンジンキーをつけたままにし、ドアもロックしないこと。
これも防災応急対策の実施時に車両を移動されることがあるからです。ただし、貴重品は車内に残さないように注意しましょう。
車内には氏名と連絡先をメモした紙を残し、車検証は持ち出す。
車両が移動される場合などに連絡があることがあります。また、後日クルマの所有確認をスムーズに行えるよう、車検証を持って外へ出るようにしましょう。
※高速道路上で地震のゆれを感じた場合は、情報掲示板や交通情報の指示を確認しましょう。
大規模な地震が発生した場合はさまざまな二次災害が発生します。そして、停電による信号機の停止や大幅な通行規制などで、クルマによる交通はマヒしてしまう可能性があります。普段から大地震の際の対応を意識し、災害用伝言ダイヤルなど家族との連絡手段についてもしっかりと確認しておきたいものです。
継続手続・2台目以降のお車の新規申込は、
ご契約者ページをご利用ください。
ご契約者の2台目以降の契約はマイページからの手続きがお得!
2台目以降はマイページ新規申込割引でさらに1,000円割引
※お支払回数によっては、記載の割引額 ちょうどにならない場合があります。
- インターネット割引12,000円※
- 24時間ネットで申込完結
- クレジットカード分割払OK
- 最短翌日から補償開始
※お支払回数によっては、記載の割引額ちょうどにならない場合があります。
ご契約者の方
自動車保険ガイド
- 自動車保険ガイド
- 代理店型保険会社からの乗換ガイド
- 補償内容の選び方
- 等級制度ガイド
- 契約手続の流れ
- 等級引継ぎガイド
- 車両保険ガイド
- 人気乗用車の保険料例
- トヨタ プリウスの保険料っていくら?
- ニッサン ノートの保険料っていくら?
- トヨタ アクアの保険料っていくら?
- トヨタ C-HRの保険料っていくら?
- ホンダ フリードの保険料っていくら?
- ホンダ フィットの保険料っていくら?
- トヨタ シエンタの保険料っていくら?
- トヨタ ヴィッツの保険料っていくら?
- トヨタ ヴォクシーの保険料っていくら?
- ニッサン セレナの保険料っていくら?
- トヨタ ルーミーの保険料っていくら?
- トヨタ カローラの保険料っていくら?
- スバル インプレッサの保険料っていくら?
- トヨタ タンクの保険料っていくら?
- ホンダ ヴェゼルの保険料っていくら?
- トヨタ ハリアーの保険料っていくら?
- トヨタ ノアの保険料っていくら?
- トヨタ パッソの保険料っていくら?
- ニッサン エクストレイルの保険料っていくら?
- スズキ ソリオの保険料っていくら?
- マツダ デミオの保険料っていくら?
- トヨタ ヴェルファイアの保険料っていくら?
- ホンダ ステップワゴンの保険料っていくら?
- トヨタ エスクァイアの保険料っていくら?
- トヨタ アルファードの保険料っていくら?
- マツダ CX-5の保険料っていくら?
- スズキ スイフトの保険料っていくら?
- トヨタ クラウンの保険料っていくら?
- ホンダ シャトルの保険料っていくら?
- マツダ アクセラの保険料っていくら?
- マツダ CX-8の保険料っていくら?
- スズキ クロスビーの保険料っていくら?
- 年代別の保険料相場
- 交通事故の過失割合
- 歩行者と四輪車の事故
- 青信号で横断歩道を渡る歩行者と赤信号無視の四輪車の事故
- 駐車スペース内での、歩行者と四輪車の事故
- 通路での歩行者と四輪車の事故
- 四輪車同士の事故
- 青信号車と赤信号車の事故
- 同幅員の交差点での事故
- 一方通行違反のある事故
- 方が明らかに広い道路での事故
- 一方に一時停止の規制がある道路での事故
- 交差する道路のうち一方が優先道路である場合
- 信号機のある交差点に、直進車・右折車ともに青信号で進入した場合の事故合
- 信号機のない交差点での事故
- 右折車が優先道路に出る場合の事故
- 道路外から道路に進入するために左折する場合
- センターオーバー
- 進路変更車と後続直進車の事故
- 転回(Uターン)中の車と直進車との事故
- 駐停車車両への追突事故
- 一方に一時停止の規制がある交差点での事故
- 進路変更車とゼブラゾーンを進行した後続直進車の事故
- 交差点に進入した四輪車と緊急車両の事故
- 駐車場内の交差点での出会い頭の事故
- 駐車場内で駐車スペースから出る際に、前方通路を走る車と衝突
- 駐車場内の通路を進行する四輪車と、駐車スペースに進入しようとする四輪車の事故
- 駐車場内で、隣の駐車車両に接触・衝突
- 四輪車と二輪車の事故
- 赤信号で交差点に進入した直進四輪車と青信号で進入した直進四輪車の事故
- 赤信号で交差点に進入した直進二輪車と青信号で進入した直進四輪車の事故
- 同程度の道幅の交差点での事故(二輪車が左方、四輪車が右方の場合)
- 同程度の道幅の交差点での事故(四輪車が左方、二輪車が右方の場合)
- 四輪車に一時停止の規制がある場合の事故
- 同程度の道幅の交差点での事故(四輪車が左方、二輪車が右方の場合
- 信号機のある交差点に、直進二輪車・右折四輪車ともに青信号で進入した場合の事故
- 四輪車と二輪車(バイク)のドア開放事故
- 二輪車(バイク)の駐停車車両への追突事故
- 信号のない交差点で、左折する四輪車が、後方から直進してきた二輪車を巻込む事故
- 四輪車と自転車の事故
- 交差点に青信号で進入した自転車と、赤信号で進入した四輪車の事故
- 交差点に青信号で進入した四輪車と、赤信号で進入した自転車の事故
- 同程度の道幅の交差点での事故
- 広い道路からの自転車と、狭い道路からの四輪車の事故
- 広い道路からの四輪車と、狭い道路からの自転車の事故
- 四輪車側に一時停止(止まれ)の規制がある場合
- 自転車側に一時停止(止まれ)の規制がある場合
- 自転車が優先道路を走行している場合
- 四輪車が優先道路を走行している場合
- 四輪車が一方通行を逆走している場合
- 自転車が一方通行を逆走している場合
- 同程度の道幅の交差点における「ながらスマホ」の自転車と四輪車の事故
- 前方を走る自転車が障害物を避けるために進路変更した際の接触事故
- 高速道路での事故
- 四輪車同士の事故
- 四輪車が加速車線、二輪車が本線車道を走行中の事故
- 二輪車が加速車線、四輪車が本線車道を走行中の事故
- 走行車線から追越車線へ進路変更する場合の事故
- 走行車線から追越車線へ進路変更する場合の事故(四輪車が走行車線、二輪車が追越車線)
- 前車の急ブレーキによる後続直進車の追突事故
- 歩行者と自転車の事故
- 横断歩道中の信号変更がない事故
- 横断歩道中の信号変更がある事故
- 歩行者が青信号で横断を開始した事故
- 歩行者が赤信号で横断を開始した事故
- 信号機の設置されていない横断歩道上の事故
- 車道通行が許されている場合の事故
- 車道通行が許されていない場合の事故
- よくある質問
- 過失割合全般
- 交通ルールについて
- 保険金のお支払いについて
- 自動車保険の自然災害ガイド
- 自動車保険の書類ガイド
- 自動車の税金ガイド
- 型式別料率クラスとは
- マンガでわかる自動車保険
- ご契約者ガイド
お問合せ
新規のお客様
0120-919-928
電話受付 9:00〜20:00
(土・日・休日も20:00まで受付)