自動車保険は年払いと月払い、どっちがお得?選び方をご紹介

自動車保険(任意保険)は、条件によっては保険料が結構高いと感じることもあります。1年で支払う年払いではなく、分割で支払う月払いを検討したい場合もあるでしょう。

自動車保険の保険料の支払方法は年払いだけでなく、月払いもあります。

ここでは、年払いと月払いそれぞれのメリット・デメリットのほか、自分に合う選び方をご紹介します。

イラスト:自動車保険は年払いと月払い、どっちがお得?選び方をご紹介

自動車保険の支払方法は何がある?

自動車保険の保険料の支払回数は、「年払い」だけではなく、分割して月々で支払う「月払い」もあります。月払いは、初月のみ2ヵ月分を支払う「11回」払いのほか、「12回払い」が用意されている場合もあります。ソニー損保では、「1回払い(年払い)」と「11回払い(月払い)」の2種類の支払方法をご用意しています。

年払いと月払いのメリット・デメリットは?

イラスト:年払いと月払いのメリット・デメリットは?

自動車保険の年払いと月払いは、どちらがお得なのでしょうか。
年払いと月払いのメリット・デメリットをそれぞれ詳しくご紹介します。

自動車保険の保険料を年払いするメリット

まずは、自動車保険の保険料を年払いするメリットを見ていきましょう。

・自動車保険を月払いするより保険料が安い

保険料を年払いする一番のメリットは、月払いよりも保険料の総額が安くなることです。例えば、ソニー損保の場合、「11回払い(月払い)」は「1回払い(年払い)」よりも保険料の総額が5%高くなります。年払いでも月払いでも補償内容に差はありませんので、保険料を少しでも抑えたいなら年払いがおすすめです。

・保険料を支払う手間が少ない

年払いは、1年分の保険料を一括で支払うため、支払う手間は1度だけで済みます。口座引落しやクレジットカード払いのように、口座残高の確認などを小まめにする必要がないメリットがあります。

・自動車保険の支払方法を選べる

保険会社により異なりますが、年払いのほうが保険料の支払方法の選択肢が増える傾向があります。主な支払方法としては、クレジットカード払い、銀行・郵便局振込(ネットバンクを含む)、口座振替、コンビニ払いなどがありますが、月払いではいくつかの支払方法は利用できない場合があります。

ソニー損保の支払方法一覧はこちら。
保険料の支払方法には何がありますか|ソニー損保|自動車保険のよくある質問

自動車保険の保険料を年払いするデメリット

続いては、自動車保険の保険料を年払いする際のデメリットをご紹介します。

・年払いは1度に支払う額が大きい

保険料を年払いする場合、月払いするよりも保険料の総額が安い代わりに、1度で支払う必要があります。年払いが経済的に難しい場合は、月払いを選択するのも一案です。

・途中解約する場合は、年払いのほうが月払いよりも保険料総額が高くなりやすい

前述のとおり、保険料の総額は、月払いよりも年払いのほうが安くなります。しかし、保険を途中解約する場合、解約までに支払う保険料は、年払いのほうが結果的に高くなることが多いです。
年払いの場合、一般的に途中解約した際の返還保険料は「短期料率」という割合を使って計算します。対して、月払いでは保険料を月割で計算します。この違いにより、保険期間の途中で解約する場合、月払いの保険料の割増を考慮しても、多くのケースで年払いのほうが支払う保険料総額は多くなるのです。
例えば、ソニー損保の場合、1回払(年払い)の年間保険料が50,000円のご契約を途中解約すると、以下の表のとおりの保険料を結果的にお支払いいただくことになります。

■ソニー損保で解約までに支払う保険料の一例(年間保険料50,000円の場合)
イラスト:ソニー損保の短期料率表

※この表は一例です。金額は概算です。

自動車保険の保険料を月払いするメリット

続いては、月払いのメリットを詳しく見ていきましょう。

・月払いは1度に支払う額が少ない

月払いのメリットは、1度に支払う額が少ないことです。これは特に、等級が低い初心者ドライバーなど、保険料が高くなりやすい人にとってはメリットといえます。

・月払いは途中解約する場合、保険料総額が年払いよりも抑えられるケースが多い

前述のとおり、保険を途中解約する場合は、多くのケースで年払いより月払いのほうが保険料の総額が安くなります。何らかの理由で、保険を途中解約することになった場合に限っては、月払いのほうが結果的に支払う保険料を抑えられるケースが多いことは覚えておいて損はないでしょう。

自動車保険の保険料を月払いするデメリット

続いては、自動車保険の保険料を月払いする場合のデメリットをご紹介します。

・月払いは、年払いにするより保険料が高くなる

自動車保険の保険料を月払いする一番のデメリットは、年払いにするよりも保険料の総額が高くなることです。ソニー損保では、11回払い(月払い)の保険料は1回払い(年払い)の保険料の5%割増しになります。途中解約の可能性が低く、保険料を一括で支払うことが負担でなければ、年払いがおすすめといえるでしょう。

イラスト:自動車保険の保険料を月払いするデメリット

・保険料を毎月支払うことに伴う手間が多い

月払いでは毎月保険料を口座引落しやクレジットカード払いで支払うため、毎月引落しや請求が発生し、残高確認の手間は年払いよりも多いといえるでしょう。

・月払いは支払方法が限られる

保険料の月払いのデメリットは、年払いに比べて支払方法が少ないことです。ソニー損保の場合、月払いはクレジットカード払いのみとなります。

年払いか月払いかは経済状況と今後の予定で決めよう

自動車保険の保険料を年払いにするか月払いにするかは、それぞれメリットもデメリットもあります。
途中解約の可能性が低く、経済的にも余裕があるのであれば「年払い」。途中解約せざるをえない理由があったり、経済的に年払いが厳しかったりするのであれば「月払い」にするなど、自身の経済状況や今後の予定などを考慮して決めるといいでしょう。

自動車保険に入ることは、事故相手に対してはもちろん、自分自身やその家族を守ることにもつながります。リーズナブルというだけでなく、ロードサービスや事故対応にも定評のあるソニー損保の自動車保険でまずはお見積りください。