Aさんは気が動転していたため、コンビニエンスストアの店員の方が警察に通報してくれました。幸いにも利用客の被害はなく、Aさんにもケガはありませんでした。
しかし店舗入口に車が衝突した影響で店舗のドアが壊れ、入口横の窓ガラスも割れてしまいました。
アクセルとブレーキを踏み間違えた事故の事故発生から解決までの流れをご紹介します。
アクセルとブレーキの踏み間違いは、駐車中に起こるケースが多くなっています。高齢者の事故というイメージがありますが、若い方の事故も決して少なくありません。
Aさんはコンビニの駐車場に車を停めようとした際、アクセルとブレーキを踏み間違えて急発進してしまい、店舗の入口に激突してしまいました。幸いなことにケガ人はいませんでした。
項目 | 損害額 |
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店舗修理代 | 300,000円 |
営業損害 | 20,000円 |
合計 320,000円 |
使った保険 | お支払金額 |
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対物賠償 | 320,000円 |
合計 320,000円 |
店舗を損傷させてしまうと、修理代のほかに営業損害の補償をしなければならないケースもあります。ただ、このような費用も対物賠償に加入していれば支払われます。
営業損害については必要性を判断の上、全面休業のほかに一部休業扱いとなる場合や、営業損害を発生させずに復旧が可能となる場合もあります。
店舗の修理等で、対物賠償を使うと翌年の等級は3等級ダウンします。また、事故あり係数適用期間は3年加算されます(上限は6年)。
アクセルとブレーキの踏み間違いを防止する車(セーフティサポートカー(サポカー))や装置も存在します。万一の事故に備え、事故を未然に防止する努力をすることも解決方法の1つとなります。
※ 本事例における賠償算定額はあくまで一例です。賠償内容の一般的な金額を指すものではありません。
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