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アクセルとブレーキを踏み間違えた

アクセルとブレーキを踏み間違えた

アクセルとブレーキを踏み間違えた事故の事故発生から解決までの流れをご紹介します。

アクセルとブレーキの踏み間違いは、駐車中に起こるケースが多くなっています。高齢者の事故というイメージがありますが、若い方の事故も決して少なくありません。

事故の状況

Aさんはコンビニの駐車場に車を停めようとした際、アクセルとブレーキを踏み間違えて急発進してしまい、店舗の入口に激突してしまいました。幸いなことにケガ人はいませんでした。

事故発生から解決までの流れ

  1. 1 事故発生
  2. 2 損害調査
  3. 3 示談交渉
  1. 1 事故発生
    1.事故発生

    Aさんは気が動転していたため、コンビニエンスストアの店員の方が警察に通報してくれました。幸いにも利用客の被害はなく、Aさんにもケガはありませんでした。

    しかし店舗入口に車が衝突した影響で店舗のドアが壊れ、入口横の窓ガラスも割れてしまいました。

  2. 2 損害調査

    Aさんはソニー損保へ電話で事故報告しました。後日ソニー損保から調査員が派遣され、店舗の損害確認と復旧工事の打合せが行われました。

    店舗のドアと窓ガラスが損傷していましたので、復旧作業に1日かかってしまうようです。その間はお店を営業できず、営業損害が発生してしまいます。

  3. 3 示談交渉

    ソニー損保の担当者がコンビニの店舗責任者と協議した結果、1日分の営業損害は2万円で合意しました。

    工事は幸いにも1日で終了したので、修理代の30万円と併せて最終的な示談金額は32万円となりました。

損害額

項目 損害額
店舗修理代 300,000円
営業損害 20,000円
合計 320,000円

お支払いする保険金

使った保険 お支払金額
対物賠償 320,000円
合計 320,000円

まとめ

修理代以外の損害も対物賠償で

店舗を損傷させてしまうと、修理代のほかに営業損害の補償をしなければならないケースもあります。ただ、このような費用も対物賠償に加入していれば支払われます。

賠償する内容は個別判断

営業損害については必要性を判断の上、全面休業のほかに一部休業扱いとなる場合や、営業損害を発生させずに復旧が可能となる場合もあります。

翌年は3等級ダウン

店舗の修理等で、対物賠償を使うと翌年の等級は3等級ダウンします。また、事故あり係数適用期間は3年加算されます(上限は6年)。

踏み間違いを防止するには

アクセルとブレーキの踏み間違いを防止する車(セーフティサポートカー(サポカー))や装置も存在します。万一の事故に備え、事故を未然に防止する努力をすることも解決方法の1つとなります。


その他の事例

※ 本事例における賠償算定額はあくまで一例です。賠償内容の一般的な金額を指すものではありません。

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