自転車で歩行者をはねてしまった

自転車で歩行者をはねてしまった

自転車を運転中に歩行者と接触事故を起こしてしまった際の事故発生から示談解決までの流れをご紹介します。

自転車乗車中の事故で、賠償額が高額になる裁判事例もありますが、どのような対応になるのでしょうか。具体的な事例をもとにご説明します。

事故の状況

Aさんは知人の家に遊びに行くために自転車で歩道を走行していました。すると、スマートフォンの通知に気を取られ、横道から出てきた歩行者にぶつかってしまいました。

119番に通報後すぐに救急車が到着し、歩行者は運ばれていきました。後日、Aさんが確認したところ入院治療が必要となってしまったとのことです。

事故発生から解決までの流れ

1.治療開始

1.治療開始

相手方は転倒した際に左足を骨折していました。しばらくは入院し、退院後は通院でリハビリを続けました。

Aさんはソニー損保で個人賠償特約(個人賠償責任特約)に加入していました。この商品には示談交渉サービスがついているため、相手との金銭的なやり取りは全てソニー損保が行いました。

治療期間は最低でも1年ほどかかるとのことで、Aさんも自身の行動を反省し、相手方に了承を得て定期的にお見舞いに行っていました。

2.治療終了後


相手方は治療から1年以上が経過した後も完治せず、後遺障害の認定手続きを受けることになりました。

主治医の記載した後遺障害診断書やレントゲンなどの画像資料をもとに申請を行った結果、相手方に後遺障害12級が認められました。

3.示談交渉


これまでの治療にかかった治療費はもちろんのこと、病院に通院する際かかった交通費、仕事を休まざるを得なかった期間の休業補償、後遺障害を負ったことに対する逸失利益や、慰謝料などを支払う提案を相手方に行いました。

相手方と具体的な金額面での協議を続けた結果、最終的には支払内容に合意し、無事に円満示談となりました。

損害額

項目 損害額
治療費 1,000,000円
通院交通費 50,000円
入院諸雑費 33,000円
休業補償 800,000円
通院慰謝料 1,100,000円
逸失利益 6,486,480円
後遺障害慰謝料 1,000,000円
合計 10,469,480円

お支払いする保険金

使った保険 お支払金額
個人賠償特約 10,469,480円

まとめ

個人賠償特約が対象に

自転車に搭乗中など、日常生活で賠償責任が発生した際は、個人賠償特約で補償します。

自転車側に責任大

自転車は道路交通法上で車両扱いのため、歩道上で歩行者と事故を起こした場合、ほとんどのケースで自転車側に全ての責任があると認定されます。

治療終了後に示談開始

治療が終了した後に、後遺障害の有無や通院期間などによって賠償額が決まります。
示談代行サービスがついている場合、相手方との協議は保険会社が行います。当社の個人賠償特約には示談代行サービスがついています。

翌年の等級に影響無し

個人賠償特約を使った場合、翌年の等級は下がりません。

その他の事例