私のGOOD DRIVE

GOOD DRIVE
東京スカパラダイスオーケストラ前編メインイメージ
2021.07.01

東京スカパラダイスオーケストラの
GOOD DRIVE(前編)

「クルマのなかは、ひらめきが溢れている!」

第2回のゲストは、東京スカパラダイスオーケストラの加藤隆志さん(Guitar)、谷中敦さん(Bariton Sax)、茂木欣一さん(Drums)の3人(以下敬称略)。クルマ好きでトークがとても盛り上がったので、前編と後編に分けてお届けします。

インタビューNo.01

家族とのドライブが楽しい

さっそくですが、
加藤さん、谷中さん、茂木さんにとってのいいドライブとは?

加藤
僕は、休みの日に家族でドライブするのが楽しい時間。クルマだと自由にいろんなところに出かけられますしね。「晴れたからどっか行こうか」みたいな感じがすごい好きで。前もって計画をしないで、気分と天気に合わせて動けるのがいい。

谷中
僕もそれ好きです。

東京スカパラダイスオーケストライメージ01

加藤
その日起きたときのインスピレーションで「あ、今日はここ行きたいな」っていう感じがいい。だからマイカーは欠かせない。

谷中
電車と違って、時刻表を気にしなくていいもんね。

茂木
最高だよね。僕も時刻表を気にせず、今日どうするかその日に考えるタイプだったんだけど……、僕の家族が計画的に出かけるのが好きで。だから、前日にクルマを洗っておくとか、そういう準備が徐々に好きになってきた。

谷中
喜ばせたいんだね。

茂木
そうなんだよ、洗車に行くとワクワクする。車体が綺麗になったら、家族を乗せるときに、「おっ」ってこう、キラッとする家族の顔を想像する。そうすることでドライブ気分もぐっと盛り上がるんだよね。

谷中
喜んでいる姿を見ると、こっちも嬉しいもんね。

茂木
嬉しいんだよねー。

東京スカパラダイスオーケストライメージ02

谷中さんは、ドライブ中に話すのがすごく好きと伺いましたよ。

谷中
そうなんですよ。車内でお話するのはすごく好きで。横並びだから、話しやすい。面と向かうと照れるじゃん。お互い前の景色を見ながらなら、ストレートなことも話せる。だからクルマでお話するっていうことは自分にとって有益ですね。レストランで食事をしたり、カフェでお茶を飲んだりするより、車内で会話してるときのほうが盛り上がったりも(笑)。会話に集中できるからかな。

加藤
いいこと言うねえ。

インタビューNo.02

作業場かつ自然な場所

ドライブのお供といえばなんでしょう?

谷中
やっぱ音楽でしょ。音楽をかけるよね。

茂木
必ずかけるね。

加藤
新しい作品ができたら必ず車内で音をチェックする。

茂木
僕も絶対チェックする。もうずーっと昔から。それこそ「フィッシュマンズ」をやっている頃から車内で音をチェックしていて。アルバムにまとめる前の曲をひたすらかけて、曲順どうしようかなって考える。フィッシュマンズ当時は、カセットテープで仮の曲順をチェックしていたな。

東京スカパラダイスオーケストライメージ03

谷中
車内で聴く音が、やっぱひとつの基準になるじゃん? 人はそこで音楽を聴くことも多いからね。聞いた話なんだけど、とあるレコーディングエンジニアさんが、スタジオでトラックダウンの作業をしていて、「ちょっと時間ください」と言い出して、自分のクルマで試聴して戻ってきたと。エンジニアほどのレベルの高い耳がある人でも、そういう日常から出る場面の音質チェックが大事なんだと思った。

加藤
実は車内は音楽スタジオっぽい場所でもありますもんね!

車内はスタジオ代わりになるのでしょうか?

谷中
クルマの中でいろんな音楽を聴いて、「体験」しているから、車内で聴くことが基準となっているのかも。だから、新しい音楽が入って来たときに、自分の判断がしやすい。わかりやすい。

茂木
作業部屋でもあるし、すごく自然な場所でもある。

谷中
作業部屋で思い出したけど、欣ちゃんは車の中で歌う練習をしているらしいじゃん(笑)?

茂木
最近はそう!もう絶対欠かせないね。

谷中
運転しながら歌う人もいるけど、まさか停めて歌う派?

茂木
そう、停めて歌っている。車内にマイクを持っていって、大きな声で録音したりも。

東京スカパラダイスオーケストライメージ04

インタビューNo.03

ドライブと音楽は蜜月関係

音楽サブスクも活用したりしますか?

加藤
しますよ。ああいうのをクルマに繋ぐと、ほかのミュージシャンの新作もすぐチェックできますからね。

茂木
あ、そのルーティーンも僕らには欠かせないよね。

谷中
昔はラジオでもチェックしてたね。あと、何だっけ?

加藤茂木
カセットテープ。

谷中
ああ、そう! カセットテープを編集してよく作っていたな。120分テープにぎっしり入れて。

東京スカパラダイスオーケストライメージ05

茂木
僕もやってた。本当に楽しかったね。テープが終わる前に着きそうだと、回り道なんかして(笑)。最後の曲が終わる頃に家の前に着くとすごい気持ちいい。

谷中
それは気持ちいいね。

加藤
わざわざちょっと遠回りするところが当時は良かったよね。

茂木
そうそう。

加藤
音楽を途中で止めたくないんだよね。

谷中さんは、映画音楽のセットリストを作っていたのでは?

谷中
そうなんですよ。自分の音楽のルーツは映画音楽なこともあり。観たことない映画も含め、いろんな映画音楽を聴いて、その映画を想像するのが好きだったんです。その名残があって、いまだに映画音楽大好き。聴くと自分が映画の主人公になったみたいな気持ちになるっていうか(笑)。

映画音楽はどんなもの?

谷中
そうですね。本当いろいろです。ウラジミール・コスマっていうルーマニアの作曲家や、エンニオ・モリコーネというイタリアの映画音楽家。原体験は、アメリカの音楽家のジェリー・ゴールドスミス。映画『いつか見た青い空』のサントラが彼の作曲。シドニー・ポワチエが主役の映画なんだけど、実はその映画を観たことがない。ただ、そのサントラが本当に好きで。ジェリー・ゴールドスミスは、名画『猿の惑星』のサントラも担当している。1960年代なのに現代音楽っぽい。すごい人だなーと思っています。

茂木
素晴らしいね。

東京スカパラダイスオーケストライメージ06

インタビューNo.04

車内は違う発想になる

クルマのなかでひらめいた曲などはありますか?

加藤
一番よく覚えているのは『Natty Parade』っていう曲のコーラス。たぶん、芝浦スタジオに向かっている首都高速で「コーラス、いいんじゃないかな」と思ったんです。

谷中
初めて聞いたよ、それ。

加藤
やっぱりクルマ内は発想が自由になる。クルマを運転しながらメロディのアイデアを思いついて、ちょっと停めてボイスメモしたりとか。そういうことは、僕たちだけじゃなく、作曲する人はみんなやっているかも。

谷中
多いはず!

加藤
車内は、自由な感性になるよね。部屋の中でデスクトップのコンピュータと向かい合ってこう……とはまた違う発想に。

谷中
自分が移動しているときって、頭の中もやっぱり流動的に動いているのかもしれない。俳優さんも歩きながらとか、台所で家事をやりながらとか、動いてる状況でセリフを覚える人もいるそう。だから音楽を作るときにも、そうやって動いてる状態が脳も活性化するのかな、と。

茂木
そうだよね、ただ音楽を作るぞ!っていうよりも、日常の中で鼻歌を口ずさむ感じの方が、イマジネーションって豊かになる。だからクルマに乗っていて、アレンジがひらめくことも多い。要はクルマに乗っていると、エンジン音とか、クラクションとか、街のノイズがあるので、新曲に取入れたくなるきっかけが、割と自然にあるのかも。

谷中
たしかに。そういう雑音に聴こえるような音からもヒントをもらっているね。

東京スカパラダイスオーケストライメージ07

谷中さん作詞の『めくれたオレンジ』に、
クルマを感じさせるフレーズがありました。

谷中
自分が作詞デビューしたのは34歳で遅いんですが、その作品が『めくれたオレンジ』。その曲の歌詞の中に「流れる光見てた〜」っていうのが出てくる。それが首都高を見下ろせるレストランに行って、ヘッドライトがガーッと去っていくのを眺めながら思いついた歌詞でした。また『流星とバラード』っていう曲の歌詞で、「まわりも見えないスピードに」みたいなフレーズがあります。それもやっぱりクルマのことをイメージしたんです。

インタビューNo.05

初めてのクルマ

初めてのクルマについて教えてください。

加藤
僕が免許を取得したのは、30歳を越えてからなんですよね。で、運転免許証をもらってすぐ大先輩でもある、元BLANKEY JET CITYのドラマーの中村達也さんから譲り受けたワゴンがマイファーストカー。

谷中
あのクルマね(笑)。

加藤
それに乗るのが本当に楽しくて楽しくてしょうがなかったですね。でも、30歳を越えてからの走行だったのでかなりの安全運転。あのワゴンで、一番最初に人を乗せたのが、なんと谷中さん。スカパラで山中湖にてレコーディング合宿をした帰りだった。(免許)取立てホヤホヤの僕の運転するクルマに乗りたいっ言われて。谷中さんを助手席に乗せた山中湖からの帰り道は、たしか恵比寿まで送ったんですが、2時間ずっと内心ヒヤヒヤだった。

谷中
「1人よりも安心できるだろ」とか言って乗り込んだんだよね(笑)。

茂木
それは、谷中さんの優しさだよね。

谷中
でも、横でずっと喋りかけてるから(笑)。

加藤
緊張しましたが、楽しかったです。

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加藤さんはいつも安全運転なんですか?

加藤
そうですね。僕は大人になってから免許を取ったので、スピードに対しての憧れがあまりなく、クルマはリラックス空間にしたいって思いでした。

谷中
男の書斎! みたいな部分もあるかもしれない。

加藤
そう。そうなんですよね。

谷中
動く書斎だね。

加藤
僕のマイファーストカーはワゴンでしたが、欣ちゃんの1台目は、かわいらしいクルマでしたよね?

茂木
そう。ぼくは、実家にクルマがなくて、父も母も運転していなかった。だから余計に免許取りたいなと思っていた。で、最初は国産のハッチバック。当時22歳だったけど、安全運転だったよ。

加藤
あんまりスピードを飛ばすイメージないですね。

一方、谷中さんのマイファーストカーは?

谷中
32〜33歳ぐらいの頃、英国車のカブリオレを買いましたね。北方謙三さんがマセラティのスパイダーザガートに乗っていて、屋根の開くクルマがかっこいいな、と。そのスパイダーザガードもカッコいいとおもったんだけど、イタリア車ですごい手がかかるとの噂も聞いて。そこで、英国車の1台にしようと。開けて走るのがすごく好きだった。

加藤
横浜のライブの帰りに、それに乗せてもらった想い出あります!

東京スカパラダイスオーケストライメージ08

インタビューNo.06

スーパーカー世代の3人

クルマ好きになったきっかけを教えてください。

加藤
根っからのクルマ好きで、子どもの頃からミニカーだらけでしたね。おじいちゃんによく叱られていました、ミニカー買いすぎだって(笑)。

茂木
ミニカー、流行ってたもんね。

谷中
子どもの頃、それこそスーパーカーブームだったから、ミニカー集めたよね。あと、スーパーカー消しゴムみたいな。

加藤
ありましたね!

谷中
消しゴムをボールペンでピッて飛ばしてレースを……テーブルの上で、学習机の上でやってたね。よく滑らせるために1回アルコールに浸けて固めてたりとかしてた(笑)。

茂木
ほんとですか?

谷中
小さくなるんだよね、アルコールに入れると、消しゴムが。で、滑りが良くなるんだよ。そうすると友達に勝てるみたいな。

茂木
すごい。そんな方法あったとは。

加藤
プラモデルもね、たくさんあったね。

谷中
つまり、クルマに対する憧れは、おもちゃがきっかけなんだね。

東京スカパラダイスオーケストライメージ09

インタビューNo.07

日本の旧車も好き

スーパーカー以外でも、子どもの頃に好きだった
クルマはありますか?

加藤
いまで言う日本の旧車も昔からすごく好きで。所有はしていないですけど、そういう旧車が停車していると、つい見ちゃいますね。幼かった頃にかっこよかったクルマへの憧れはずっとあるもんですね。

谷中
すごく思い出す。トヨタ 2000GTとか。

加藤
あれ東京でしか見られないですよね。

茂木
当時、見つけて駆け寄って、「ちょっとライト開けてもらっていいですか?」って言ったら、パカーって開けてくれんの。めちゃめちゃ感動して。

当時はクルマの漫画も流行っていました?

谷中
うん。完全にその影響もありますね。

茂木
なんだっけ……そう、『サーキットの狼』。あの漫画がめちゃめちゃ流行っていました。

谷中
ロータス ヨーロッパが主役。

茂木
あと、ポルシェ911カレラとか、ランボルギーニ カウンタックとかだったね。

加藤
日産 フェアレディZも作中に出てきたような。初期型は、いまでも所有したいなって思う。いいデザインでしたよね。

東京スカパラダイスオーケストライメージ10

昔のクルマといまのクルマの違いはありますか?

谷中
昔は、もっとカタチが自由なクルマがいっぱいありましたよね。

加藤
そうですね。

谷中
だんだんいろんな計算に基づくと、顔が似てきちゃうみたいな。

加藤
それって音楽にも近いような気がしますけどね。

谷中
効率を重視するとそういう部分が出てきちゃうところはあるよね。

茂木
やっぱね、ちょっと燃費悪くても胸が熱くなるような音楽がいいよね(笑)。

谷中
そういうことです。

加藤
ぼくらの世代はけっこうそうですね。

東京スカパラダイスオーケストラプロフィールイメージ

PROFILE

東京スカパラダイスオーケストラ
日本だけでなく世界各国で活動する、大所帯スカバンド、東京スカパラダイスオーケストラ。2019年にデビュー30周年イヤーを駆け抜け、新たなフェーズへと進んだ今も尚、バンドのテーマである“NO BORDER”を掲げ、音楽シーンの最前線を走り続けながらトーキョースカの楽園を広げ続けている。

私のGOOD DRIVE看板

いいドライブで、いい人生へ。

気持ちが前向きになったり。新たな出会いがあったり。
いいドライブは、いい人生につながっている。
「私のGOOD DRIVE」では、ゲストをお迎えして、
それぞれのGOOD DRIVEについてお話を伺います。
あの人は、どんなことを考えて走っているのか。
どんな音楽を聴いて、どんな場所に向かうのか。
ドライブと人生を楽しむための道標を、
いっしょに見つけていきましょう。

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