一番確実な回避方法は、ひょうの発生が疑われる日には屋内の駐車場に車を移動させることです。
早朝や夜間より日中の方がひょうの降るリスクは上がるといわれているため、朝、家から出かけるタイミング等で車を移動させるのが効果的です。
ご自宅に屋根付き駐車場がある場合には、その日は車で出かけないのも車を守る選択肢のひとつです。
雹(ひょう)による車両被害にご注意ください
いつもソニー損保をご愛顧いただきありがとうございます。
近年、急激な気象の変動により、ひょうの発生が増加しています。
一般的なひょうのサイズは10mm程度ですが、近年はゴルフボール大のひょうもみられ、車の窓ガラスが割れる、車体全体に傷がつくなど、重大な被害が確認されています。
雹の被害を回避するためのアドバイス
直前の回避行動
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1 屋内駐車場に車を避難する
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2 車体全体を厚めの毛布で覆う
屋内駐車場に避難するのが難しい場合は、車体全体に厚めの毛布を数枚使用して覆うことで、衝撃を和らげて被害を抑えることができます。
毛布は紐などで固定すると風で飛ばされる心配がなくなり、より効果的です。 -
3 フロントガラスを段ボールなどで覆う
時間に余裕がなく車体全体を覆えない場合はフロントガラスを守ることを優先しましょう。
フロントガラスが割れてしまうと前方の視界不良で運転ができなくなり、大変危険です。
毛布などがない場合は、段ボールをフロントガラスの上に置いておくだけでも効果があるので、万が一のときのためにぜひ覚えておいてください。
被害に遭ってしまったら
自動車保険の補償
車両保険をつけているご契約では、ひょうやあられによるお車の損害は、「一般型」「エコノミー型」どちらのタイプの車両保険でも補償されます。
車両保険あり | 車両保険なし | |
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一般型 | エコノミー型 | |
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○:補償されます ×:補償されません
補償の対象となる例
以下のような場合は、いずれも車両保険の補償の対象となります。
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ひょうやあられが当たってボンネットや屋根がへこんだ
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ひょうやあられが当たって窓ガラスが割れた
保険を使った場合の等級は

ひょうやあられによる損害で車両保険を使った場合には、翌年は1等級ダウンします。
また、事故あり係数適用期間が1年加算されます。
まずは保険会社へ相談を
ひょうやあられでお車に損害が生じた場合には、事故受付サービスセンターへご連絡ください。連絡や相談をしただけでは、等級は下がりませんのでご安心ください。
事故のご連絡先
事故受付サービスセンターに連絡する