【アメリカの医療費】海外旅行保険で病気やケガに備えよう
「海外旅行中にケガや病気で治療したら、どれくらいお金がかかるの?」という疑問にお答えするため、実際にアメリカで起こった高額医療費用の事故事例を、ジェイアイ傷害火災保険のデータを元にご紹介します。アメリカの医療費が高いといわれている理由も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
アメリカの医療費事情|日本と比べて高額な理由
アメリカの医療費が高額になりがちな主な理由には、救急車の利用が有料であることや病院が医療費を自由に決められることなどが挙げられます。
救急車の利用が有料
1つ目の理由としてあげられるのは救急車の利用が有料であること。アメリカの救急車は日本とは異なり、呼ぶだけでもお金がかかります。金額は地域によってさまざまで、搬送距離や応急処置の有無によっても異なるのが特徴です。
消防庁の調査によると、ニューヨークでは患者の搬送だけだと700ドル、救命士が乗車して応急処置を行った場合は1,200ドル程度の費用が発生(※)するため、救急車を呼ぶだけでも経済的な負担は重くなりがちです。
- ドル120円で計算しています。ニューヨーク消防局によって搬送した場合の費用です。
(参考:消防庁「平成27年度 救急業務のあり方に関する検討会」)
病院が自由に医療費を決められる
2つ目の理由としてあげられるのはアメリカの医療事情です。アメリカでは自由診療制度が採用されており、日本のように公的価格がありません。病院側が自由に医療費を決められるため、受診する病院によって医療費が大きく異なります。
なかでもニューヨーク州マンハッタン区の医療費はとりわけ高く、ほかの区と比べて2〜3倍以上かかるといわれています。また、為替レートの状況によってはさらに負担が増える可能性があることも留意しておきましょう。
▼マンハッタン区の治療費目安
| 一般の初診料 | 150〜300ドル |
|---|---|
| 専門医による診察料 | 200〜500ドル |
| 1日あたりの入院室料 | 2,000〜3,000ドル |
| 歯1本の治療費 | 約千ドル |
(出典:在ニューヨーク日本国総領事館)
アメリカ旅行における海外旅行保険の必要性
アメリカへ旅行に行くなら海外旅行保険に加入することをおすすめします。海外旅行保険は海外旅行中のさまざまなトラブルをカバーできるため、急な体調不良によって病院で治療を受けたとしても、海外旅行保険に加入していれば医療費の負担を軽くできるでしょう。
アメリカでの高額医療費用事故と支払事例
アメリカでの保険金支払事例の一部を紹介します。
| 事例 | 支払保険金額 |
|---|---|
| ツアー中、バス車内で発作を起こし救急車で搬送。心不全と診断され15日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 | 3,588万円 |
| ハイキング中に滑落し救急車で搬送。腰椎骨折と診断され10日間入院。 | 2,890万円 |
| 航空機着陸後に息苦しさと動悸を訴え救急車で搬送。肺塞栓と診断され6日間入院。 | 667万円 |
| 自動車同乗中に衝突事故に巻き込まれ救急車で搬送。頚椎骨折・胸椎圧迫骨折・頭部裂傷と診断され3日間入院。家族が駆けつける。 | 645万円 |
| 頭痛と吐き気を訴え受診。低ナトリウム血症と診断され6日間入院。家族が駆けつける。 | 555万円 |
| ホテルで腹痛を訴え受診。虫垂炎と診断され3日間入院・手術。家族が駆けつける。 | 528万円 |
| ホームステイ先で腹痛を訴え受診。急性虫垂炎と診断され2日間入院・手術。 | 515万円 |
| 食後に嘔吐、下痢の症状を訴え救急車で搬送。急性大腸炎と診断され3日間入院。 | 506万円 |
(出典:ジェイアイ傷害火災保険株式会社「海外での事故例2017年度」)
ソニー損保の海外旅行保険は無制限の設定も可能
ソニー損保の海外旅行保険は、海外での医療費を補償する「治療・救援費用補償」の限度額を無制限に設定できる点が特徴です。治療・救援費用補償が無制限であれば、治療費が高額になっても原則費用の負担がないため、急な体調不良でもお金の心配なく気軽に診療を受けられます。
まとめ
海外の医療費は日本よりも高くなりがちです。なかでもアメリカは先進的な医療技術があることから特に高額化する傾向があり、場合によっては1,000万円を超える医療費を請求されるケースも。どれだけ注意していても防げない体調不良もあるため、予期せぬ高額出費に対応できるように、海外旅行保険に加入するなど万全な準備をしておくことをおすすめします。