登記簿謄本、登記事項証明書または登記申請書を探すときのヒント(所要時間3分)
ご自宅で保管している書類の中から登記簿謄本、登記事項証明書または登記申請書を探すときは、以下の情報を参考にしてください。
書類入手のタイミング
登記手続が建物の引渡後に行われるため、登記簿謄本は建物の売買契約時や引渡時に受取る大量の書類とは別に、入居してから個別に受取ることが多いです。
書類の特徴
登記簿謄本、登記事項証明書不動産登記制度に基づき、建物の概要や所有権およびその他の権利に関する登記事項を記載してるのが建物の「登記簿謄本」です。
登記情報のデータ化が進んだことにより、登記記録をコンピューターからプリントアウトして認証したものを「登記事項証明書」として交付しています。
登記簿謄本は縦書きの書類(古い形式)で、登記事項証明書は横書き(新しい形式)の書類です。
名称や書式が異なりますが、同じ書類です。
2009年以降に新築した建物の場合、横書きの登記事項証明書が発行されています。
登記事項証明書には「全部事項証明書」「現在事項証明書」などと記載されていることがあります。
登記事項証明書(新しい形式)
中古物件を購入した際に入手した前オーナーの書類でも、上記4つの建物情報が確認できれば使用可能です。
登記申請書不動産登記を申請する際に、法務局へ提出する書類が「登記申請書」です。
受領印や処理印が押されているなど「公的機関等が受領」した書類のみご使用いただけます。
書類を入手する方法
手元に登記簿謄本、登記事項証明書がない場合は、全国の法務局で取得可能です。
登記情報提供サービスなどのオンラインサービスで取得することもできるので、
必要に応じてご検討ください。なお、取得には手数料がかかります。
Check!
ご用意いただいた書類は建物の登記簿謄本、登記事項証明書または登記申請書ですか。
「土地の登記簿謄本」などは使用できませんので、ご注意ください。
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